ローソンがセルフレジの利用者向けキャンペーン、購入金額の2%をポイントバック

7月1日、ローソンはセルフレジの利用者向けに、購入金額の2%がポイントバックされるキャンペーンを開始しました。

ローソンがセルフレジの利用者向けキャンペーンを行う理由は、セルフレジの利用者を増やすためです。新型コロナウイルスの感染拡大を防止するため、セルフレジを利用したいお客さんが増えており、ポイントバックキャンペーンはインセンティブになります。

レジの生産性を向上させるソリューションとして、セルフレジはレジなし店舗よりも現実的です。ローソンは確実な効果が期待できるセルフレジの利用者を増やすことで、店舗の生産性を向上させたいです。

セルフレジの利用者に2%をポイントバック

7月1日、ローソンはセルフレジの利用者向けにキャンペーンを開始しました。

キャンペーン期間の7月1日から8月31日の間、セルフレジを使って買い物をした、Pontaカード、dポイントカードの会員は、通常のポイント付与に加え、購入金額の2%分のポイントバックが追加されます。

ローソン店舗の売上高のうち、約50%がPontaカード、dポイントカードの会員によるものです。

ローソンは新型コロナウイルスの発生以降、お客さんと従業員の接触時間を減らすため、セルフレジの導入を進めています。

セルフレジの導入店舗数は、2月末は約1,800店舗、4月末は約4,500店舗、6月末は約7,500店舗です。

なぜセルフレジの利用者に2%をポイントバックするのか

ローソンはセルフレジを使って買い物をした、Pontaカード、dポイントカードの会員に対して、購入金額の2%をポイントバックするキャンペーンを開始しました。

ローソンがセルフレジの利用者向けキャンペーンを行う理由は、セルフレジの利用者を増やすためです。

ローソンはセルフレジの利用者を増やしたいです。

近年、若年層の人口減少、時給の上昇が続いています。アルバイト・パートの採用がますます難しくなり、人手不足はローソンにとっても課題です。

セルフレジは従業員の作業を削減するためのソリューションです。お客さんが商品のスキャン、決済、袋詰めを自分でするので、従業員の作業を削減できます。

セルフレジの利用者が増えれば、従業員の作業は減り、店舗の生産性が向上します。既存店の売上を増やすことは難しいため、セルフレジの利用者を増やすことは、店舗の生産性を向上させる効果的な方法です。

セルフレジの利用者向けキャンペーンは、お客さんにセルフレジの利用を促すものです。

新型コロナウイルスの発生以降、キャッシュレス決済のニーズが高まっています。お客さんは新型コロナウイルスの感染を防ぐため、現金、従業員との接触を減らしたいです。

キャッシュレス決済のニーズが高まっていることは、ローソンにとっても、セルフレジの利用者を増やすチャンスです。セルフレジの利用者向けキャンペーンを行うことで、利用者を急拡大できます。

セルフレジの利用者向けキャンペーンは、お客さんがセルフレジを利用するモチベーションになります。セルフレジの利便性、快適性に満足したお客さんは、キャンペーン終了後も継続的にセルフレジを利用してくれます。

セルフレジは店舗の生産性を向上させる堅実なソリューション

セルフレジは店舗の生産性を向上させるだけでなく、新型コロナウイルスの感染拡大を防止する役割も持つようになり、価値が高まりました。

革新的なレジなし店舗と比較すると、セルフレジは店舗の生産性向上を確実に実現できるソリューションです。

セルフレジの優れた点は導入の負担が小さいことです。

ローソンのセルフレジはタブレットを活用したものです。設置スペースは小さく、店舗のオペレーションへの影響も小さいです。

セルフレジはお客さんが商品のスキャン、決済、袋詰めを自分で行うため、お客さんにとっては負担です。しかし、負担が大きすぎるとまでは言えず、利便性、快適性を求めるお客さんは、積極的にセルフレジを利用します。

セルフレジは店舗、お客さんの両者にとって、負担が小さく、価値があるものです。店舗の生産性を向上させ、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、セルフレジの拡大が期待されます。

レジなし店舗は革新的ではあるものの、問題も多く、導入は進みません。

現金のお客さんを排除してしまうことは、レジなし店舗の問題です。現金のお客さんの排除により、レジなし店舗では売上が減少する可能性が高いです。既存店、新店ともに、レジなし店舗で利益を確保するのは難しいです。

カメラ、センサーなどの投資が必要なこと、店舗のオペレーションへの影響が大きいことも、レジなし店舗の問題です。既存店にレジなし店舗を導入しようとすると、深刻な客離れを引き起こす可能性があります。

ローソンとしては、不確実性の高いレジなし店舗に期待するよりも、効果が確実なセルフレジの導入を進めたいです。新型コロナウイルスの発生により、キャッシュレス決済のニーズが高まっていることは、ローソンにとってチャンスです。

セルフレジの利用者を増やすことは、店舗の生産性向上に繋がります。