ローソンのウーバーイーツ導入店舗が1,000店舗を突破、人気商品はからあげクン

8月18日、ローソンはウーバーイーツ導入店舗が1,000店舗を突破する予定であると発表しました。ローソンは2019年8月29日にウーバーイーツの導入を開始し、導入店舗を拡大しています。

ローソンは店舗数が多く、アクセスも良いですが、デリバリーの需要はあります。お客さんには、買い物に行けない、行きたくない、様々な事情があります。ローソンの店舗が近くにあっても、デリバリーをして欲しい人はいます。

ウーバーイーツはローソン加盟店の売上アップに貢献します。ウーバーイーツの利用者が少ないとしても、店舗への負担も小さいため、加盟店の売上を底上げする効果が期待できます。

ローソンのウーバーイーツ導入店舗が1,000店舗を突破

8月18日、ローソンはウーバーイーツ導入店舗が1,000店舗を突破する予定であると発表しました。ローソンは2019年8月29日にウーバーイーツの導入を開始しており、8月20日に44店舗に導入することで、導入店舗は1,001店舗になります。

ローソンのウーバーイーツの取扱商品は、食品、飲料、日用品、雑誌など、約300品目、平均単価は1,312円です。

店内調理のフライドフーズ、牛乳などの生活必需品、トイレットペーパーなどの日用品、酒類の売上が高いです。

売上トップ3の商品は、1位が「からあげクン レッド」、2位が「からあげクン チーズ」、3位が「からあげクン レギュラー」です。ローソンの人気商品である、からあげクンが上位を独占しています。

ローソンの店舗数は14,444店舗(2020年2月期)となっており、全店舗数の約6.9%にウーバーイーツが導入されています。

ウーバーイーツを導入した店舗が多い都道府県は、東京都(398店舗)、大阪府(193店舗)、兵庫県(69店舗)、埼玉県(60店舗)、福岡県(55店舗)などです。

アクセスの良いローソンにもデリバリーの需要はある

ローソンのウーバーイーツ導入店舗が1,000店舗を突破しました。

ローソンは店舗数が多く、アクセスも良いですが、デリバリーの需要はあります。

店舗が近くにあったとしても、デリバリーを利用したい人はいます。

デリバリーを利用しているのは、子育て、家事、介護、仕事など、様々な理由で買い物に出かけられない人です。店舗が近くにあれば買い物がしやすいですが、店舗が近くにあっても、買い物に出かけれない人、出かけたくない人はいます。

天気が悪く、家から出たくないので、デリバリーを利用する人もいます。天気が悪いという理由でデリバリーを利用する場合、店舗が近くにあっても、買い物に出かけたくはありません。

幅広い品揃えの食品、日用品をまとめて購入できることは、ローソンのウーバーイーツの利点です。

ローソンのウーバーイーツの取扱商品数は約300点となっており、からあげクン、牛乳、トイレットペーパー、酒などがよく売れています。食品の品揃えは多く、二食分、三食分をまとめて購入することもできます。

ローソンの「ワンストップショッピング」には、フードデリバリーの「出来たて」とは違った価値があります。ローソンでまとめ買いをしたい人は、自分で店舗で買うよりも、ウーバーイーツで自宅に届けてもらった方が便利です。

ローソンのウーバーイーツは、お客さんの買い物の利便性を向上させるデリバリーサービスです。

ローソンは店舗数が多く、アクセスも良いため、ウーバーイーツを利用したい人は多くはありません。ただ、様々な理由から、ローソンのウーバーイーツを利用したい人は一定数います。

ローソンを利用するお客さんは買い物の利便性を求めています。ローソンではスーパーよりも価格が高いNB商品が売れており、お客さんは買い物の利便性にお金を支払っています。ウーバーイーツの配送料も買い物の利便性に対する支払いであり、ローソンのお客さんに受け入れられやすいです。

ウーバーイーツはローソン加盟店の売上アップに貢献

ローソンのウーバーイーツ導入店舗が1,000店舗を突破しました。

ローソンのウーバーイーツは加盟店の売上アップに貢献します。

店舗はウーバーイーツの導入により、客数を増やせます。

ウーバーイーツを利用することで、お客さんは店舗だけではなく、自宅でも買い物ができます。お客さんの買い物の選択肢が増えることは、客数の増加に繋がります。

お客さんは一番近くにあるコンビニで買い物をすることが多いです。一番近くにあるコンビニを通り越して、さらに遠くにあるコンビニに出かけるというのはあまりありません。ローソンはウーバーイーツの導入により、これまでリーチできなかった、遠方のお客さんにも買い物をしてもらえるチャンスが生まれます。

客単価が高いことはウーバーイーツの利点です。

ローソンのウーバーイーツの平均単価は1,312円です。店舗の客単価702円(2020年2月期)と比較すると、ウーバーイーツの客単価は2倍近く高いです。

ウーバーイーツでは、レジの待ち時間、持ち帰りの負担を気にすることなく、気軽に買い物ができます。買い物の負担が小さいウーバーイーツでは、店舗よりも客単価が高くなるのは自然なことです。今後、品揃えが増えれば、客単価も上昇します。

ローソンは加盟店を支援する施策の一つとして、ウーバーイーツの導入店舗を増やしたいです。

ウーバーイーツの商品のピックアップは店員が行いますが、大きな負担ではありません。ウーバーイーツの配送料はお客さんが負担するため、店舗の負担はありません。ウーバーイーツは加盟店の売上・利益の増加が期待できる、効果的なものです。

ローソンのウーバーイーツ利用者は少ないものの、リピーターになってもらえます。ウーバーイーツの売上が多くはないとしても、店舗の売上を長期に渡って下支えするようになれば、加盟店にとってもありがたいです。