ヤマト運輸がEC事業者向けに配送サービス「EAZY」を提供、商品の受け取り方法を多様化

6月24日、ヤマト運輸はEC事業者向けに、商品の受け取り方法を多様化するサービス「EAZY」の提供を開始しました。「EAZY」を導入したECサイトで買い物をするお客さんは、商品の受け取り方法として置き配を選択できます。

ヤマト運輸が「EAZY」を提供する理由は、お客さんの買い物の利便性、自社の配送の効率性を向上させるためです。お客さんの買い物の利便性が向上すれば、EC事業者の売上の増加にも繋がります。

ECの市場規模が継続的に拡大を続けるためには、商品の受け取り方法として、置き配が定着することが不可欠です。置き配には、ECの買い物回数を増やし、ECの市場規模の拡大を加速させる効果が期待できます。

多様な受け取り方法を提供する「EAZY」

6月24日、ヤマト運輸はEC事業者向けに、商品の受け取り方法を多様化するサービス「EAZY」の提供を開始しました。

「EAZY」を導入したECサイトで買い物をしたお客さんは、商品の受け取り方法として、自宅(対面)だけではなく、様々な場所への置き配を選択できます。

「EAZY」を導入したECサイトで買い物をすると、商品発送後、専用WEBサイトのURLが記載された通知メールが届きます。専用WEBサイトでは、注文した商品の受け取り方法を設定します。

「EAZY」で選択できる置き配の場所は、玄関ドア前、宅配BOX、ガスメーターBOX、物置、車庫、自転車のかご、建物内受付/管理人預けです。

受け取り方法は配送の直前まで変更可能です。配送が完了した後、商品を置いた場所を写真で確認できる、専用WEBサイトのURLが記載された通知メールが届きます。

ZOZOは「EAZY」を導入した最初の企業です。ファッション通販サイト「ZOZOTOWN」、「ZOZOTOWN PayPayモール店」に「EAZY」が導入されています。

ヤマト運輸は6月25日より、「Yahoo!ショッピング」、「PayPayモール」の出店者に限定して、「EAZY」の申込みを開始しています。

なぜ「EAZY」を提供するのか

ヤマト運輸はEC事業者向けに、商品の受け取り方法を多様化するサービス「EAZY」の提供を開始しました。

ヤマト運輸が「EAZY」を提供する理由は、お客さんの買い物の利便性、自社の配送の効率性を向上させるためです。

商品の受け取り方法の多様化により、お客さんの買い物の利便性が向上します。

商品の受け取り方法が自宅だけの場合、お客さんはECで買い物がしにくいです。ECで買い物をする回数が増えると、自宅で商品を受け取る回数も増えます。ECのヘビーユーザーほど、何度も自宅で商品を受け取ることにストレスを感じます。

商品の受け取り方法として、自宅以外に置き配を選択できれば、お客さんのストレスを軽減できます。商品の受け取り方法として置き配を選択すれば、自宅で待つ必要がなくなり、自由に行動できるようになります。

新型コロナウイルスの感染拡大を防止するため、非対面で商品を受け取るニーズが拡大しています。「EAZY」はお客さんの非対面受け取りニーズに応えるサービスです。

お客さんの買い物の利便性が向上すれば、EC事業者の売上の増加にも繋がります。

商品の受け取り方法の多様化により、ヤマト運輸の配送効率が向上します。

ECの拡大に合わせて再配達の件数も増加し、配送効率が悪化します。再配達の増加はCO2排出量の増加、ドライバーの労働環境の悪化を引き起こすため、社会問題として認識されています。

再配達を削減する方法の一つとして、「EAZY」には効果が見込めます。お客さんに「EAZY」で置き配を利用してもらえれば、再配達は確実に削減され、配送効率の向上を実現できます。

非対面で商品を受け取るニーズが拡大していることは、「EAZY」の利用者を増やせるチャンスです。「EAZY」は、お客さんの買い物の利便性、ヤマト運輸の配送効率を向上させることができます。

ECの市場規模が拡大を続けるためには置き配が不可欠

ECの市場規模は拡大が続いているものの、毎年の増加率はそれほど高くはありません。

ECの市場規模が継続的に拡大を続けるためには、商品の受け取り方法として、置き配が定着することが不可欠です。

経済産業省が発表している「電子商取引に関する市場調査」によると、ここ3年間の物販系ECの市場規模は、2016年が8兆43億円、2017年が8兆6,008億円、2018年が9兆2,992億円です。

2016年から2017年の増加率は7.5%、2017年から2018年の増加率は8.1%です。増加率は低くはありませんが、高くもありません。

ECの市場規模の増加率が伸び悩む理由の一つは、商品を受け取ることの大変さです。ECでの買い物が好きな人でも、一週間に何回も自宅で商品を受け取るのは大変です。

商品を受け取ることの負担を軽減できれば、ECで買い物をする回数が増え、ECの市場規模が拡大します。

置き配は商品を受け取る負担を軽減するもので、ECで買い物をする回数が増え、ECの市場規模の拡大を加速する効果が見込めます。

置き配は自宅にいなくても、商品を受け取ることができます。お客さんは商品の受け取りをあまり意識することなく、気軽にECで買い物ができます。

週に2回、3回と自宅で商品を受け取ることは大変ですが、置き配であれば問題はありません。ECで買い物をしたことを忘れていたとしても、置き配で確実に商品が届きます。

置き配には盗難のリスクがありますが、それ以外に大きな問題はありません。置き配は盗難のリスクを解消できれば、順調に利用者を増やすことができるはずです。

ヤマト運輸の新サービス「EAZY」が大手ECサイトに導入されるようになれば、置き配が普及し、ECの市場規模の拡大が加速します。

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