セブン&アイホールディングスが「セブンプレミアム コネクト宣言」を発表

5月21日、セブン&アイホールディングスは「セブンプレミアム コネクト宣言」を発表しました。「セブンプレミアム コネクト宣言」はセブンプレミアムが社会環境の変化に対応して行くためのメッセージです。

セブン&アイホールディングスが「セブンプレミアム コネクト宣言」を発表した理由は、セブンプレミアムが社会問題に対応した商品であることをアピールするためです。

セブンプレミアムは2007年の販売以降、売上を順調に増やしています。セブンプレミアムには、有名メーカーと共同開発した高品質の商品が揃っており、今後も売上が増加するのはほぼ確実です。

「セブンプレミアム コネクト宣言」とはなにか

5月21日、セブン&アイホールディングスはPB商品のセブンプレミアムについて、「セブンプレミアム コネクト宣言」を発表しました。

コネクトには、お客さん、取引先、加盟店、従業員、社会と繋がり、未来へ繋がるという意味があります。

「セブンプレミアム コネクト宣言」はセブンプレミアムが社会環境の変化に対応して行くためのメッセージです。「セブンプレミアム コネクト宣言」の内容は、環境対応、健康対応、グローバル対応、上質商品の四つです。

セブンプレミアムはセブン&アイホールディングスのグループ横断的PB商品として、2007年より販売が始まりました。セブンプレミアムは2007年の販売以降、売上は順調に増え、2020年には累計売上が10兆円を超えています。

2020年2月期のセブンプレミアムの売上は1兆4,500億円、アイテム数は4,150品目となっています。

セブンプレミアムのサブブランドには、最上級のブランド「ゴールド」、安全安心の生鮮ブランド「フレッシュ」、くらしを豊かにするブランド「ライフスタイル」があります。

セブンプレミアムはセブン-イレブン以外にも、イトーヨーカドー、ヨークベニマル、ヨークマート、そごう・西武など、セブン&アイホールディングスのグループ店舗でも販売されています。

なぜ「セブンプレミアム コネクト宣言」を発表したのか

セブン&アイホールディングスは「セブンプレミアム コネクト宣言」を発表しました。

セブン&アイホールディングスが「セブンプレミアム コネクト宣言」を発表した理由は、セブンプレミアムが社会問題に対応した商品であることをアピールするためです。

環境、健康について、消費者は強い関心を持っています。

二酸化炭素の排出削減、レジ袋の削減などは、重要な環境問題として認識されるようになっています。夏の気温が上昇する、冬が寒くならないなどにより、地球温暖化の影響は日常の生活の中でも感じることができます。

高齢化社会の進行により、健康を意識する人が増えています。健康に気をつけて、長く仕事を続けることが、新しいライフスタイルになると考えられます。

セブンプレミアムは環境、健康に配慮した商品開発を行っており、「セブンプレミアム コネクト宣言」を発表することで、消費者にアピールできます。

セブン&アイホールディングスは海外にも店舗が多数あり、「セブンプレミアム コネクト宣言」にはグローバル対応が含まれています。セブンプレミアムをグローバルに販売するためにも、環境、健康への配慮は重要です。

セブンプレミアは消費者から美味しさを評価され、売上を順調に拡大しています。

セブン&アイホールディングスとしては、セブンプレミアムの美味しさだけではなく、環境、健康への取り組みも消費者に知ってもらいたいです。消費者のセブンプレミアムへの理解が深まることで、PB商品としての価値がさらに高まります。

なぜセブンプレミアムの売上は拡大を続けているのか

セブンプレミアムは2007年の発売以降、毎年売上を拡大しており、2020年2月期の売上は1兆4,500億円、アイテム数は4,150品目です。

セブンプレミアムの売上が拡大を続ける理由は、セブンプレミアムは全国のメーカーが注力しているPB商品だからです。

PB商品は小売業とメーカーが共同で開発する商品です。セブン&アイホールディングのセブンプレミアムも、メーカーと共同で開発しています。

メーカーの立場では、PB商品の開発にはメリットとデメリットがあります。

PB商品のメリットは安定的な売上を獲得でき、小売業の資金で商品開発のノウハウを蓄積できることです。一方、PB商品のデメリットは、ヒット商品が小売業のものになるリスク、小売業が商品開発のノウハウを蓄積するリスクです。

PB商品のメリットとデメリットを考慮すると、メーカーの最適な選択は、少数のPB商品で大きな成功を収めるというものです。PB商品を増やしすぎると、小売業のメーカー化を促し、メーカーにとって脅威になります。

メーカーがPB商品を開発するにあたって、セブン&アイホールディングスは最適なパートナーです。セブン&アイホールディングスはセブン-イレブンの店舗網を持ち、売上規模も大きく、少数のPB商品で大きな成功を収めたいメーカーの希望に合います。

全国のメーカーがセブンプレミアムの開発に注力するので、セブンプレミアムには品質の良い商品が揃うことになります。

セブンプレミアムの美味しさは消費者から高く評価され、売上の拡大に繋がっています。

コンビニが飽和状態になるとセブンプレミアムが活きる

コンビニは飽和状態だと認識されるようになり、大手三社の出店数は減る見込みです。

コンビニが飽和状態になると、セブンプレミアムの強みが活きます。

コンビニ業界では、コンビニ同士の競争、コンビニ以外との競争、人手不足、時給の上昇などにより、加盟店は利益の確保が難しくなっています。

コンビニ各社は店舗数を増やすことで業績を拡大して来ましたが、加盟店は利益の確保が難しい状況です。今後もコンビニ各社が店舗数を増やし続けることは難しく、加盟店の収益性を改善する方向へと投資がシフトしています。

コンビニ業界で新規出店が減ることは、セブン-イレブンの加盟店にとって良いことです。セブン-イレブンの加盟店の立場では、近所にファミリーマート、ローソンの店舗が出店して来ないことになります。

セブン-イレブンの加盟店はセブンプレミアムの販売を拡大することにより、着実に収益性を改善して行けます。

ローソン、ファミリーマートから、セブンプレミアムに匹敵するPB商品が生まれる可能性は低いです。メーカーはPB商品の開発パートナーとして、ローソン、ファミリーマートよりも、セブン&アイホールディングスを優先するからです。

コンビニ業界の競争が新規出店から加盟店支援へとシフトすれば、セブンプレミアムを持つセブン-イレブンが有利になります。

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