ZOZOが個人とブランドを作るD2C事業を開始、必要な工程のすべてをバックアップ

6月15日、ZOZOは個人とブランドを作るD2C事業「YOUR BRAND PROJECT Powered by ZOZO」を開始しました。ZOZOはインフルエンサーのオーディションを行い、個人ブランドの立ち上げをバックアップします。

ZOZOが個人とブランドを作るD2C事業を開始した理由は、インフルエンサーとの協働により、事業の拡大が期待できるためです。インフルエンサーは販売力を持ち、ZOZOは経営資源を持っています。

ZOZOとインフルエンサーが立ち上げる個人ブランドには、大手チェーンからお客さんを奪う可能性があります。普段、何となく大手チェーンで洋服を買っている人も、大好きなインフルエンサーの洋服を買います。

ZOZOが個人とブランドを作るD2C事業を開始

6月15日、ZOZOは個人とブランドを作るD2C事業を開始しました。

ZOZOのD2C事業は「YOUR BRAND PROJECT Powered by ZOZO」というもので、ZOZOと個人が一緒にブランドを立ち上げます。

ZOZOは個人がブランドを立ち上げるうえで必要となる、資金、商品企画、生産、販売、物流、カスタマーサポートといった、すべての工程をバックアップします。

SNSで積極的に情報を発信して、影響力を持つようになったインフルエンサーが様々な分野に登場しています。ZOZOはこうしたインフルエンサーと協働することで、ファッションの新しい価値を生み出そうとしています。

「YOUR BRAND PROJECT Powered by ZOZO」では、オーディションを行った後、10月頃に10~20のブランドを立ち上げる計画です。

オーディションの必須条件は、WEAR、YouTube、TikTok、Twitter、Instagramのいずれかで情報を発信していることです。

なぜZOZOは個人とブランドを作るD2C事業を開始するのか

ZOZOは個人とブランドを作るD2C事業を開始しました。

ZOZOが個人とブランドを作るD2C事業を開始した理由は、インフルエンサーとの協働により、事業の拡大が期待できるためです。

インフルエンサーは販売力を持っています。

インフルエンサーはSNSで積極的に情報を発信して、数万から数十万のファンを抱えています。あるジャンルにおいて、数万から数十万のファンを抱えているインフルエンサーは、大きな影響力を持っていると言えます。

インフルエンサーがブランドを立ち上げれば、ファンが商品を購入してくれる可能性は高いです。ZOZOのD2C事業はインフルエンサーの影響力を活用することで、高い収益性を実現できます。

インフルエンサーはファッション、ゲーム、料理、ビジネス、アウトドアなど、多様なジャンルにいます。多様なジャンルのインフルエンサーから、多様なブランドが生まれることは、ZOZOのD2C事業を魅力的なものにします。

ZOZOはD2C事業で経営資源を活用できます。

ZOZOはファッション通販サイトを運営しており、商品を販売する顧客基盤を保有しています。また、商品開発に活用できる、ビッグデータを蓄積しています。

PB商品はうまく行きませんでしたが、商品を開発した経験もあります。インフルエンサーは販売力を持っているため、PB商品よりも商品開発のリスクは小さいです。

ZOZOが開始した個人とブランドを作るD2C事業は、インフルエンサーが持つ販売力とZOZOの経営資源を活用した有望な事業です。

ZOZOの個人ブランドは大手チェーンからお客さんを奪う

ZOZOのD2C事業では、インフルエンサーが個人ブランドを立ち上げます。

ZOZOとインフルエンサーが立ち上げる個人ブランドには、大手チェーンからお客さんを奪う可能性があります。

ファッションにあまり興味がない人は、何となく大手チェーンで洋服を買っています。

ファッションに強い興味を持っている人は少数派です。若者の「○○離れ」には、ファッション離れという言葉もあります。

ファッションにあまり興味がない人は、大手チェーンで洋服を買います。大手チェーンで人気なのは、ユニクロ、GU、無印良品、しまむらなどです。大手チェーンはファッションにあまり興味がないお客さんを取り込み、売上を伸ばしています。

ZOZOとインフルエンサーが立ち上げる個人ブランドは、ファッションにあまり興味がない人にも洋服を販売します。

ファッションに余り興味がない人も、大好きなインフルエンサーのブランドであれば、洋服を購入します。人気のYouTuberはファンにグッズを販売しており、ファンがインフルエンサーの洋服を買う確率は高いです。

ZOZOは大手チェーンから売上を奪うために、D2C事業を始めるわけではありません。ただ、インフルエンサーには影響力があり、ファッションにあまり興味がない人を大手チェーンから奪う可能性を持っています。

アパレル業界では、ユニクロ、GU、無印良品、しまむらのような、少数の大手チェーンのシェアが拡大しています。ZOZOのD2C事業には、多様なインフルエンサーによる、多様なブランドの登場が期待されます。