2019年のBtoC-EC市場規模は19兆3,609億円、物販系EC化率は6.76%

2019年の日本国内のBtoC-EC市場規模は19兆3,609億円(前年比7.65%増)、物販系分野のEC化率は6.76%(前年比5.4ポイントアップ)でした。

物販系分野のBtoC-ECでは、食品、家電の二つのカテゴリに注目です。食品はEC化率が低く伸びしろがあり、家電は安定的に成長しています。

新型コロナウイルスの発生により、ECの利用者が増えたため、2020年の物販系分野のBtoC-ECの市場規模が大きく拡大することは確実です。

2019年のBtoC-EC市場規模

7月22日、経済産業省は「電子商取引に関する市場調査」の結果を発表しました。

2019年の日本国内のBtoC-EC市場規模は19兆3,609億円(前年比7.65%増)でした。

BtoC-EC市場規模は物販系分野、サービス系分野、デジタル系分野の三つです。

物販系分野のBtoC-ECの市場規模は10兆515億円(前年比8.09%増)、EC化率は6.76%(前年比5.4ポイントアップ)でした。

サービス系分野のBtoC-ECの市場規模は7兆1,672億円(前年比7.82%増)、デジタル系分野のBtoC-ECの市場規模は2兆1,422億円(前年比5.11%増)でした。

物販系BtoC-ECで注目のカテゴリはなにか

物販系分野のBtoC-ECの市場規模は10兆515億円(前年比8.09%増)、EC化率は6.76%(前年比5.4ポイントアップ)でした。

物販系分野のBtoC-ECでは、食品、家電の二つのカテゴリに注目です。

食品、飲料、酒類の2019年の市場規模は1兆8,233億円(前年比7.77%増)、EC化率は2.89%でした。

食品のEC化率は2.89%となっており、全体の6.76%よりもかなり低いです。EC化率が低いことは、それだけ伸びしろが大きいとも言えます。

食品の市場規模の成長率は7.77%増となっており、全体の8.09%増と大きな差はありません。食品のEC化率は低いものの、成長率は低くはなく、今後もゆっくりと市場規模が拡大する可能性が高いです。

ネットスーパーの利用者は多くはありません。ただ、一度利用すると、リピーターになりやすいです。ネットスーパーは新規顧客の獲得に注力して、リピーターを増やしたいです。

生活家電、AV機器、PC・周辺機器等の市場規模は1兆8,239億円(前年比7.77%増)、EC化率は32.75%%でした。

家電のEC化率は32.75%となっており、全体の6.76%よりもかなり高いです。ECで家電を買うのは普通のことになっています。

家電は商品の品質がしっかりしているため、ECで購入しても故障のリスクは小さいです。商品の仕様、レビューなどを見て、商品に問題がなければ、店舗に出かけることなくECで購入します。

近年は家電量販店のECの売上高も増加しています。家電量販店はECと実店舗が融合したオムニチャネルを強化しており、ECの市場規模拡大に繋がります。

新型コロナウイルスでECが拡大

物販系分野のBtoC-ECの市場規模は10兆515億円(前年比8.09%増)、EC化率は6.76%(前年比5.4ポイントアップ)でした。

新型コロナウイルスの発生により、物販系分野のBtoC-EC市場規模のさらなる拡大が期待できます。

新型コロナウイルスの発生により、ECの利用者が増えました。

新型コロナウイルスの発生以降、小売業では店舗の閉店、営業時間の短縮が行われ、不要不急の外出を控える要請が行われました。多くのお客さんにとって、店舗での買い物が難しい状況が続きました。

店舗での買い物が難しくなると、ECでの買い物が増えます。楽天は4月の国内EC流通総額が前年同期比57.5%増となり、販売が急拡大しました。

新型コロナウイルスの発生により、ECの利用が増えました。2020年の物販系分野のBtoC-ECの市場規模が大きく拡大することは確実です。

ECで初めて買い物をした人が増えたのはポジティブです。

新型コロナウイルスの発生以降、初めてECで買い物をした人が多くいたと考えられます。店舗での買い物が難しかったため、ECで買い物をせざるを得ない状況でもありました。

ECは最初の一回を利用してもらうことが難しいです。店舗での買い物に問題がなければ、ECで買い物をしようとは考えません。

今回、新型コロナウイルスの発生により、初めてECで買い物をする人が増えました。こうした人がECのリピーターになれば、物販系分野のBtoC-EC市場規模の拡大に繋がります。