ドミノ・ピザがデリバリーの最低注文金額を撤廃、一人でも気軽に注文が可能

5月18日、ドミノ・ピザはデリバリーの最低注文金額を撤廃しました。これまでのデリバリーの最低注文金額は、注文内容によって1,000円、または1,500円でした。

ドミノ・ピザがデリバリーの最低注文金額を撤廃する理由は、お客さんに最低注文金額を気にすることなく、手軽に利用してもらうためです。

新型コロナウイルスの拡大により、生活様式が変わり、デリバリーの需要が高まっています。ドミノ・ピザはデリバリーの最低注文金額を撤廃することで、デリバリーの需要を取り込み、利益を増やすチャンスがあります。

デリバリーの最低注文金額を撤廃

5月18日、ドミノ・ピザはデリバリーの最低注文金額を撤廃しました。ドミノ・ピザがデリバリーの最低注文金額を撤廃する理由は、お客さんに最低注文金額を気にすることなく、手軽に利用してもらうためです。

撤廃以前のデリバリーの最低注文金額は、ピザ・パスタを含む場合は1,000円、その他のピザサンド・サイドメニューのみの場合は1,500円でした。

大手ピザチェーンのデリバリーの最低注文金額は、ピザハットは1,400円、ピザーラは店舗によって異なる(有料)となっています。

ドミノ・ピザはデリバリーの最低注文金額を撤廃するとともに、4種類のセットメニューを販売しています。セットメニューの価格は1,199~1,699円です。

セットメニューの内容は、ピザ、パスタ、サイドメニュー、ドリンク、デザートを組み合わせたものです。セットメニューの価格は1,000円を超えていますが、ボリューム的に一人分の食事を想定しているようです。

なぜデリバリーの最低注文金額を撤廃したのか

ドミノ・ピザはデリバリーの最低注文金額を撤廃しました。

ドミノ・ピザがデリバリーの最低注文金額を撤廃する理由は、お客さんに最低注文金額を気にすることなく、手軽に利用してもらうためです。

これまではデリバリーの最低注文金額に1,000円、または1,500円が設定されていました。お客さんはデリバリーの最低注文金額を超えなければ、注文ができませんでした。

デリバリーの最低注文金額があると、一人分を注文するお客さんは利用しにくいです。デリバリーの最低注文金額を超えるために、必要としている以上の量を注文したり、注文を止めることはお客さんにとってストレスです。

ドミノ・ピザがデリバリーの最低注文金額を撤廃した背景には、新型コロナウイルスの拡大による、生活様式の変化もあります。自宅で勤務をする人、外出を控える人が増えたことで、デリバリーの需要が高まっています。

デリバリーの需要が高まっていることは、ドミノ・ピザにとってもチャンスです。

ピザはお客さんがデリバリーで真っ先にイメージする商品の一つです。新型コロナウイルスの拡大により、普段はデリバリーを利用していなかった人のなかにも、デリバリーでピザを買ってみようかと考える人もいます。

ドミノ・ピザはデリバリーの最低注文金額を撤廃することで、新規顧客を獲得できます。

ドミノ・ピザが販売を始めた1,199~1,699円の4つのセットメニューは、デリバリーの商品として競争力があります。一人用の食事としては価格が高めですが、内容は充実しており、お客さんに満足感を提供できると思います。

ウーバーイーツや出前館では、商品の価格が店舗よりも高く、送料も掛かります。支払う金額の割には、お客さんの満足感はそれほど高くはありません。

ドミノ・ピザはデリバリーの最低注文金額の撤廃、競争力のあるセットメニューで、デリバリーの需要を取り込めます。

デリバリーの最低注文金額の撤廃で利益は増えるか

ドミノ・ピザはデリバリーの最低注文金額を撤廃しましたが、利益が増えのか減るのかは心配な点です。

デリバリーの最低注文金額の撤廃により、売上と配送の人件費が増加しますが、利益が増える可能性は十分にあると思います。

デリバリーの最低注文金額の撤廃により、売上が増えることは確実です。

これまではデリバリーの最低注文金額があったため、お客さんは注文がしにくかったです。注文するかどうかを迷ってるうちに、注文を止めてしまうといったことも起こります。

デリバリーの最低注文金額を撤廃したことで、お客さんは迷うことなく注文できるようになりました。ドミノ・ピザはこれまで発生していた機会損失を解消できるので、売上が増えます。

ドミノ・ピザはデリバリーの最低注文金額を撤廃しましたが、同時に販売を始めたセットメニューの価格は1,199~1,699円と高めです。一人用のセットメニューには、高付加価値・高価格で売上を伸ばすチャンスがあります。

デリバリーの最低注文金額を撤廃したことで、低単価の注文が増えるのではないかという不安があります。低単価の注文が多くなり、配送の人件費の増加を吸収できなければ、利益は減少します。

ただ、低単価の注文が大きく増える可能性は低いと思います。デリバリーは自宅に届くので便利ですが、自宅で待つことには負担もあります。数百円の商品のために、何回もデリバリーを利用したい人は少ないはずです。

ドミノ・ピザの成功シナリオは、デリバリーの最低注文金額の撤廃により、売上が増え、人件費の増加を吸収し、利益を増やすというものです。やってみないとどうなるか分かりませんが、十分に実現可能なシナリオです。

デリバリーの最低注文金額の撤廃で顧客の囲い込みが進む

ドミノ・ピザはお客さんが手軽に注文できるようにするため、デリバリーの最低注文金額を撤廃しました。

ドミノ・ピザは低単価であっても、定期的に注文してくれるお客さんを増やして、囲い込みを進めたいです。

近年、単身者の増加、女性の社会進出、インターネット・スマートフォンの普及などにより、デリバリーの市場規模の拡大が続いています。今回、新型コロナウイルスが発生したことで、デリバリーの市場規模の拡大はさらに加速しています。

デリバリーサイトとして人気なのがウーバーイーツと出前館です。ドミノ・ピザもウーバーイーツと出前館に出店しています。

飲食店にとって、ウーバーイーツと出前館はデリバリーのプラットフォームです。ウーバーイーツと出前館は、デリバリーの集客・受注・決済・配送を担当します。飲食店はウーバーイーツと出前館に手数料を払うことで、経営資源を持たずにデリバリーができます。

ドミノ・ピザはウーバーイーツと出前館の注文を増やすよりも、自社のスマホアプリからの注文を増やしたいです。ドミノ・ピザはデリバリーに必要な集客・受注・決済・配送の経営資源を自社で保有しています。

一般的に飲食チェーンはスマホアプリの開発が遅いですが、ドミノ・ピザのスマホアプリは先進的です。スマホアプリで近隣店舗のクーポンを取得し、ネット注文、または電話注文が可能です。

デリバリーを利用するお客さんは、個別の飲食チェーンのデリバリーよりも、ウーバーイーツや出前館のようなプラットフォームを好みます。プラットフォームの方が品揃え、キャンペーン、スマホアプリ、決済、配送、サポートなどで優れているからです。

飲食チェーンがお客さんにスマホアプリをインストールしてもらうことは難しいですが、ドミノ・ピザのスマホアプリはインストールする価値が十分にあると思います。

ドミノ・ピザはデリバリーの最低注文金額の撤廃を機に、一人用のお得なセットメニューを開発して、お客さんの囲い込みを進めたいです。

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