アパレル販売員は仕事は好きだが給料に不満、接客に給料を増やすチャンスがある

アパレル販売員は仕事は好きだが給料に不満、接客に給料を増やすチャンスがある

総合人材サービス企業のアデコは、8月30日に「アパレル販売員を対象にした意識調査」を発表しています。調査対象は400人(男性52人、女性348人)で、20代と30代がそれぞれ200人です。アデコの調査によると、アパレル販売員は仕事が好きで、やりがいを感じているものの、給料やキャリアパスに悩みを抱えています。いかに販売員の給料を増やすかというのが、アパレル企業の労働環境改善の課題だと言えます。

アパレル販売員が仕事を選んだ理由は、ファッションが好きだから、接客が好きだから、自分に向いていると思うからといったものです。仕事のやりがいを感じるときは、店舗全体の売上が増えたとき、お客さんに提案した商品を購入してもらえたときなどです。アパレル販売員は仕事の内容、やりがいについては大きな不満を抱えておらず、日々の業務は充実していると評価できます。

アパレル販売員が悩んでいること、改善してもらいたいことのトップは給料が低いことです。また、キャリアパスが不透明なことも、悩みとして挙げられています。アパレル販売員は正社員が多く、他の業種の非正規の販売員よりは給料が高いです。ただ、他の業種の男性販売員と比較すると、若い女性が多いアパレル販売員の給料は低いです。アパレル販売員は給料を上げるため、接客のスキルを磨いて、個人の売上を伸ばしたいです。

アパレル販売員が売上を伸ばすためには、実店舗とECサイトの連携が重要になります。インターネットで商品を調べて、実店舗で購入するお客さんには、商品中心の接客で効率よく販売できます。また、実店舗で接客したお客さんをECサイトに送客できれば、ECサイトで売上が得られます。インターネットと連携した接客のスキルを磨くことが、企業の売上の増加に繋がり、アパレル販売員の給料も増加します。

アパレル販売員は仕事の内容・現在の勤務先に満足している

調査結果を見ると、アパレル販売員は仕事の内容、現在の勤務先にある程度満足していると評価できます。アパレル販売員の仕事をしている人は、ファッション、接客が好きな人というイメージがあります。また、自分が好きなファッションブランドで働きたいという人も多いです。アパレル販売員にファッション、接客が好きな人が多いことは、店舗の魅力に繋がり、ECサイトとの競合を考えると良いことです。

アパレル販売員で働く理由は、ファッションが好きだから(62.5%)、接客の仕事が好きだから(44.5%)、自分に向いていると思うから(40.8%)がトップ3です。現在の勤務地で働いている理由は、勤務地が希望に合っているから(51.3%)、職場の人間関係が良いから(51.0%)、勤務先で扱っている商品が好きだから(46.5%)がトップ3です。調査結果は、アパレル販売員のイメージにとよく似た結果になっています。

接客においてアパレル販売員とお客さんで温度差がある

接客におけるアパレル販売員とお客さんの温度差は、将来的に問題になるかもしれません。調査結果を見ると、ファッションが好き、接客の仕事が好き、勤務先で扱っている商品が好きといった意見が上位に来ています。一方で、衣料品の買い物をするお客さんは接客が煩わしく、接客を嫌っている人も少なくありません。接客が嫌いな人が増えると、アパレル販売員の意欲低下、客離れなど、マイナスの影響が出る可能性があります。

アパレル販売員に限らず、小売業の店舗で働いている販売員は接客が好きです。これは販売している商品が好きなこと、ノルマに応じてインセンティブがあることなどが関係しています。小売業ではアルバイト・パートの販売員が多いですが、アパレルでは正社員の販売員が多いです。アパレルではインセンティブの獲得に意欲的な販売員が多いため、特に接客に積極的であるという印象をお客さんに持たれます。

昔からアパレル販売員の接客を嫌う人はいましたが、最近はその傾向が強くなっているように感じます。コミュニケーションの方法が対面からインターネットへと移行しており、店舗での接客が敬遠されるようになっています。ネットショッピングのアンケート調査を見ると、接客が嫌なのでECサイトで買い物をするという意見もあります。アパレル販売員は美人でおしゃれな人が多いため、買い物に気後れするという人もいます。

アパレル企業としては、従業員の満足度のため、客離れを防ぐため、接客を改善したいです。無駄な接客を減らすには、商品の仕様、在庫の有無などは、スマートフォンで確認できることが好ましいです。ECサイトで試着を予約して、実店舗で接客を受ける販売方法は接客の質が高まります。お客さんが衣料品を購入する頻度はそれほど高くないので、一回一回の接客を充実したものにすれば、従業員もお客さんも満足できます。

アパレル販売員は同じ勤務地で長く働けることが望ましい

現在の勤務先で働いている理由として、勤務地が希望に合っているから、職場の人間関係が良いからが上位に来ています。小売業ではアパレルを含め、新規出店・退店による転勤が多いです。アパレル販売員は転勤をすることが当たり前ですが、将来的には、転勤を減らして行く方向性が好ましいのではないかと思います。従業員の定着のためにも、店舗の売上のためにも、従業員が一つの店舗で長く働く方が都合が良いです。

アパレル販売員は他の小売業の販売員と比べて、20~30代の女性が多いという特徴があります。20~30代の女性は男性にはない出産の可能性があるため、男性よりも転勤に消極的だと考えられます。恋愛・結婚・出産に影響を与える転勤があることで、アパレル販売員の仕事が敬遠されるリスクもあります。日本全体で転勤を減らそう、なくそうという意見もで始めていますが、若い女性が多いアパレル業界でも重要です。

小売業の成長戦略は、新規出店で店舗数を増やし、規模を拡大するものです。しかし、人口の減少、ECの拡大により、規模の拡大で成長することが難しくなっています。今後の小売業の成長戦略は、新規出店による規模の拡大から、既存店の客単価アップへとシフトしていくと考えられます。アパレル業界においても、新規出店による転勤は減り、同じ店舗で長く仕事をする従業員が増えると予想されます。

アパレル販売員は若い正社員の女性が多く、他の小売業の販売員とは人員構成が異なります。アパレル販売員に若い女性の正社員が多いのは、若い女性は衣料品の接客に適しているからです。アパレル販売員は商品の特性から、主婦・外国人・高齢者など、アルバイト・パートで代替えすることが難しいです。アパレル企業は従業員の離脱を防ぐため、希望の勤務地で長く働けるように配慮するべきではないかと思います。

アパレル販売員は店舗・お客さんへの貢献にやりがいを感じている

アパレル販売員としての仕事にやりがいを感じるときという質問には、店舗全体の売上が伸びたとき/目標を達成できたとき(68.0%)、自身が提案したり勧めたりした商品をお客様が購入したとき(65.8%)、昇給・昇格があったとき(59.0%)といった回答が上位に来ています。アパレル販売員は店舗・お客さんに貢献できたときにやりがいを感じており、これはアパレルに限らず、小売業の販売員に共通するものだと言えます。

アパレルを含め、小売業の仕事は単調で、やりがいがないと評価されることがあります。実際に小売業で働いている人は、小売業の仕事に十分なやりがいを感じており、イメージほどは悪くはありません。ただ、人手不足で人材の採用が難しくなっているため、アパレル企業は販売員がやりがいを感じられる店舗作りを進めたいです。調査結果を見ると、リピーターのお客さんを増やすことは効果的な施策になりそうです。

アパレル販売員は企業の売上を増やすことを目標にしたい

アパレル販売員は店舗の売上が増えることにやりがいを感じています。店舗の売上が毎年前年をクリアすることが望ましいですが、アパレルの競争環境は厳しく、現実的には難しいです。アパレル企業は売上を伸ばすため、実店舗とECサイトが連携したオムニチャネルに取り組んでいます。アパレル販売員は店舗の売上ではなく、店舗とECサイトが連携したオムニチャネルで、企業の売上を伸ばすことを目標にしたいです。

以前は衣料品はECサイトでの買い物が難しいと考えられていましたが、今では衣料品をECサイトで買うことは普通です。お客さんがECサイトで衣料品を買う理由は、クーポンで価格が安い、品揃えが豊富、近所に衣料品を買う店舗がないといったものです。地方では衣料品の店舗が多く入居している、百貨店の閉店が増えています。百貨店の閉店で衣料品を買う店舗がなくなった人は、ECサイトで買い物をするようになります。

アパレル企業の設備投資は店舗数を増やすことから、ECサイトを強化する方向へとシフトしています。アパレル企業は実店舗とECサイトが連携したオムニチャネルを構築して、実店舗とECの両方を活用して売上を伸ばすようになります。実店舗とECが連携すると、実店舗の役割も変化します。実店舗で商品を確認して、ECサイトで購入するお客さんが増えれば、実店舗の売上は減少することになります。

アパレル販売員は店舗の売上を伸ばすことから、企業の売上を伸ばすことへと目標を変えたいです。商品が実店舗で売れても、ECサイトで売れても、どちらでも企業の売上です。店舗が前年の売上をクリアできなくても、店舗とECサイトを合わせた売上で前年をクリアできます。アパレル販売員は店舗だけで販売することへのこだわりを捨てれば、店舗の売上が伸びなくても、やりがいを感じられます。

提案した商品を売れやすくするために接客の質を高める

アパレル販売員は自分が提案した商品、勧めた商品が売れることにやりがいを感じています。アパレル販売員、アパレル企業にとって、提案した商品が売れることは重要です。アパレル販売員は商品を提案したいですが、一方で、接客を嫌っているお客さんもいます。アパレル販売員が提案した商品を売れやすくするには、接客の質を高める必要があります。接客から無駄な内容を省けば、接客の質を高めることができます。

接客の質を高める方法として、ネットで調べて、実店舗で買う「ウェブルーミング」への対応は効果が見込めます。お客さんは実店舗に出掛ける前に、ネットで調べることで、実店舗にどのような商品があるのか事前調査ができます。実店舗では最初から商品の話ができるので、無駄な接客を減らせます。無駄な接客が減ることは、お客さんのストレス軽減にも繋がるため、アパレル販売員は接客がしやすくなります。

お客さんがアパレルの接客でストレスを感じるのは、自分が希望する衣料品の仕様を正確に伝えることが難しいからだと考えられます。色、デザイン、サイズ、質感などを正確に言葉で表現することは難しく、販売員との意思疎通には時間が掛かります。販売員との意思疎通に時間を掛けても、接客に必ず満足できるわけではありません。「ウェブルーミング」で購入する商品を決めておけば、販売員との会話もスムーズになります。

「ウェブルーミング」のお客さんは、実店舗では最初から欲しい商品を指定します。アパレル販売員の立場では、欲しい商品を指定してもらうことで、お客さんのニーズを推測しやすくなります。お客さんが指定した商品からニーズを推測すれば、適切な代替商品、関連商品を提案できます。「ウェブルーミング」のお客さんは来店前に既に商品への興味を持っており、何らかの商品が売れる確率は高いです。

アパレル販売員は給料が低いこと・キャリアパスに悩み

アパレル販売員として働くなかで悩んでいること・改善して欲しいと思うことという質問には、給与が低い(71.5%)が最も多い回答です。調査回答者の年収は分布は、200~300万円未満(42.5%)、300~400万円未満(25.5%)、100~200万円未満(13.0%)、400~500万円未満(10.8%)の順に多いです。アパレル販売員が給料に不満を持っていることは、よく知られている事実です。

キャリアパスが不透明だから(32.4%)は全体では六番目に多い回答ではありますが、給料と並んで重要なものです。アパレル販売員は若い女性が多く、結婚・出産で退職するため、長く働き続ける人は多くはありません。現在、晩婚化・非婚化が進んでおり、一生涯仕事を続ける女性も増えます。一生涯仕事を続けようと考えている若いアパレル販売員は、中年以降のキャリアパスが不透明なことに悩みを抱えます。

アパレル販売員の給料は小売業の販売員の中では低い方

小売業のニュース記事をたくさん読んでいると、アパレル販売員の給料が低いというイメージは自然に刷り込まれます。小売業の他の業種の販売員と比較すると、どちらかと言えばアパレル販売員の給料は低い方になるのではないかと思います。販売員の給料は企業の営業利益率、従業員の性別・年齢の構成比と関係しています。アパレル販売員は若い女性が多いため、中高年の男性が多い業種の販売員よりも給料は低くなります。

アパレル企業が販売員の給料を上げるためには、売上を増やし、営業利益率を改善することが必要です。しかし、アパレルの競争環境は厳しく、業界全体で売上が増える、営業利益率が改善することは期待しにくいです。アパレルでは百貨店、総合スーパーだけではなく、専門店でも売上が頭打ちになりつつあります。フリマアプリ、レンタル、サブスクリプションなど、衣料品が売れにくくなるサービスが次々に登場しています。

アパレル企業が売上を増やす方法として期待されるのは、実店舗とECサイトが連携したオムニチャネルです。ECサイトから実店舗へ誘導したり、ECサイトの商品を実店舗で受け取ってもらえれば、実店舗の売上が増えます。また、ECサイトは日本全国のお客さんに商品を販売できる点もメリットです。実店舗とECサイトが連携したオムニチャネルがうまく機能して、売上が増えれば、アパレル販売員の給料も増えます。

アパレル販売員の給料は、小売業の他の業種の販売員と比較すると、どちらかと言えば低い方です。ただ、他の業種では女性が正社員になることが難しく、アパレル販売員は正社員で働ける機会が多いです。また、小売業には男女差別がありますが、女性の正社員が多いアパレル販売員は女性が有利です。アパレル販売員は給料に不満を持っていますが、販売員の仕事の中では、働きやすい職場と言えるのではないでしょうか。

アパレル販売員は中高年になると商品の提案・販売が難しくなる

アパレル販売員は副店長、店長、本社と昇進して行きますが、アパレルの厳しい競争環境を考えると、販売員、副店長、店長を長く続ける人が増えると予想されます。アパレル販売員がキャリアで悩むことは、アパレル販売員は中高年になると仕事が難しくなることです。アパレルは顧客ターゲットを年齢で絞ることが多く、中高年になったアパレル販売員は、若者向けの衣料品を販売する店舗で仕事がしにくくなります。

20代のお客さんに衣料品を販売する店舗では、販売員も同年代であることが好ましいです。お客さんは衣料品を機能ではなく、感性で買うため、同年代の販売スタッフからの提案・共感を好みます。20代をターゲットにする店舗では、30代、40代のアパレル販売員は接客が難しいです。お客さんの平均年齢はそれほど変わらない中で、アパレル販売員は歳を取っていくので、お客さんとのギャップを感じるようになります。

販売員の仕事は歳を取り、知識・経験を蓄積するほど、仕事がしやすくなることが多いです。家具・家電を購入する場合、若い販売員に接客してもらうよりも、中高年の販売員に接客してもらう方が安心です。家具・家電は専門性が高い商品なので、お客さんは販売員の知識・経験を評価します。一方、衣料品は専門性が低い商品なので、お客さんは中高年の販売員の知識・経験よりも、同年代の販売員の感性・共感を評価します。

女性の社会進出、人手不足により、仕事を持つ女性が増えています。さらに、晩婚化・非婚化も進んでいて、今後、アパレルでも中高年の販売員が増えることが予想されます。アパレル企業は年齢へのこだわりが強く、何十年も20代をターゲットにしているブランドもあります。ただ、中高年の販売員が増えること、若年層の人口が少ないことを考慮すると、中高年向けのブランドの開発にも積極的に取り組むべきではないでしょうか。

アパレル販売員はどのように接客をすれば給料を増やせるか

調査結果を見ると、アパレル販売員はファッション、接客が好きで、仕事にやりがいを感じている人が多いです。一方、給料が低いこと、キャリアパスが不透明であることに悩みを抱えています。アパレル販売員が長く、幸せに働くためには、給料を増やすことが重要ではないかと思います。キャリアパスが不透明なところに不安はありますが、アパレル販売員として十分な給料が稼げれば、満足できるのではないでしょうか。

アパレルは厳しい競争環境にあり、業界全体で売上が増え、給料が増えるというのは期待しにくいです。アパレル業界の一部の企業だけが売上が伸び、さらに、一部のアパレル販売員の給料が伸びるといった状況になりそうです。店舗の売上に貢献したアパレル販売員ほど、より多くの給料がもらえるようになると考えられます。アパレル販売員が給料を増やすためには、個人の売上アップに繋がる、効果的な接客をしたいです。

ウェブルーミングに対応した商品中心の無駄のない接客をする

インターネットで事前に商品を調べて、実店舗で商品を確認してから買う、「ウェブルーミング」をするお客さんが増えています。お客さんが「ウェブルーミング」をする理由は、インターネットで商品を調べた方が便利だから、欲しい商品があるかどうか分からない店舗に行くのは時間の無駄だからといったものです。アパレル販売員はお客さんの「ウェブルーミング」に対応することで、売上を伸ばせるチャンスがあります。

「ウェブルーミング」をするお客さんは、店舗で最初から自分が欲しい商品の型番を指定するようになります。アパレル販売員はお客さんのニーズを探るために、時間を掛けて質問をする必要はありません。お客さんが欲しい商品の仕様を説明して、価値を理解してもらい、購入に繋げることが重要になります。「ウェブルーミング」をするお客さんに商品を販売するには、商品中心の無駄のない接客が求められます。

「ウェブルーミング」をするお客さんに対応するためには、アパレル販売員もインターネットの商品レビューを研究したいです。お客さんと同じ商品レビューを読んでおけば、お客さんが店舗で質問するであろうことが分かります。お客さんが店舗で質問するであろうことが事前に分かっていれば、店舗での接客で効率よく情報提供ができます。このような接客を繰り返せば、商品ごとに接客の成功パターンを持てます。

アパレルの接客が嫌いで、衣料品をあまり買わないという人もいます。アパレルの接客が嫌いな人も、「ウェブルーミング」で効率よく衣料品が買えるようになれば、衣料品の購入機会が増えるかもしれません。人口の減少で新規顧客の獲得が難しいなか、接客嫌いのお客さんはアパレル企業にとって潜在顧客です。アパレル販売員は「ウェブルーミング」に対応した接客をすることで、接客嫌いのお客さんへの売上を増やしたいです。

お客さんとECサイトでも繋がることを意識して接客をする

アパレル販売員を含め、販売員はお客さんが購入を決断する瞬間を逃さず、クロージングすることが重要だとされています。お客さんが購入を決断する瞬間を逃すと、その後に商品が売れる可能性は小さいため、お客さんを説得する接客が求められます。しかし、ECサイトが登場したことにより、必ずしもお客さんを説得する必要はなくなりました。実店舗で購入しなくても、後日、ECサイトで購入する可能性があります。

アパレルの店舗の多くは百貨店などの商業施設の中にあり、遠方からもお客さんを集客しています。遠方から買い物に来たお客さんは、家に帰ってから、やっぱり買っておけば良かったと後悔することがあります。接客の中でECサイトの説明しておけば、後日、ECサイトでも買い物をしてもらえます。アパレルの店舗には、このような機会損失が多く存在していると考えられ、ECサイトには売上を伸ばせるチャンスがあります。

アパレル企業は実店舗とECサイトが連携した、オムニチャネルに取り組む企業が多いです。アパレル販売員の接客を通じた、ECサイトの売上への貢献も、測定・評価されやすくなります。現在、アパレル販売員の評価ポイントは店舗における売上ですが、今後、ECサイトの売上への貢献も評価ポイントになると思います。アパレル販売員はお客さんをECサイトに送客する接客を意識して、売上の増加に繋げたいです。

アパレルの店舗は将来的に接客・試着をする場所になり、購入はECサイトでするようになるという意見もあります。実際に、そうしたオムニチャネル型の店舗の実験をしているアパレル企業もあります。アパレル販売員は接客の中でも、実店舗とECサイトの連携を意識したいです。今後は実店舗の売上が減り、ECサイトの売上が増えるのは確実なため、ECに詳しいアパレル販売員が高く評価されるようになります。