Showcase Gigは無人のセルフ注文端末を2018年度内に発売

Showcase Gigは無人のセルフ注文端末を2018年度内に発売

Showcase Gigが2018年内に発売を予定している、無人のセルフ注文端末「O:der Kiosk(オーダーキオスク)」を紹介する記事があります。Showcase Gigは飲食店向けに事前注文アプリ「O:der」を提供しており、事前注文アプリ「O:der」で得たノウハウをもとに、セルフ注文端末「O:der Kiosk(オーダーキオスク)」を開発しています。

セルフ注文端末「O:der Kiosk(オーダーキオスク)」は様々な決済方法に対応しており、キャッシュレスの推進は飲食店の生産性アップに貢献します。飲食業界は労働環境が悪いことが知られるようになっていますが、飲食店の生産性を高める様々なテクノロジーを導入することで、労働環境を劇的に改善することも可能ではないかと思います。

無人のセルフ注文端末「O:der Kiosk(オーダーキオスク)」

Showcase Gigは無人のセルフ注文端末「O:der Kiosk(オーダーキオスク)」を開発して、2018年中に飲食店向けに販売する計画です。現在、飲食店で課題になっている人手不足の解決、外国人観光客の取り込みなどのニーズを見込んでいます。

セルフ注文端末「O:der Kiosk(オーダーキオスク)」は、多言語での画面表示に対応しており、決済方法は、クレジットカード、非接触ICカード、QRコードを使用したモバイル決済など複数の決済方法に対応しています。また、APIを使って様々なサービス、システムと連携することが可能で、端末に入力された注文内容を即時に厨房に送ったり、インターネット経由でメニューや価格を変更することができるようになっています。

セルフ注文端末「O:der Kiosk(オーダーキオスク)」の利用方法として、ショッピングセンターのフードコートが想定されています。セルフ注文端末「O:der Kiosk(オーダーキオスク)」がフードコート内の複数の飲食店の注文窓口になることで、各店舗の注文の受付、料理の引き渡しがスムーズになり、お客さんの混雑が緩和されます。

ショッピングセンターのフードコートは混雑しがちですが、お客さんは混雑している状況を目にすると利用を控えることがあります。セルフ注文端末「O:der Kiosk(オーダーキオスク)」の導入で混雑が緩和されれば、これまで逃していた売上を獲得することができるようになり、何度もお店を利用してくれるリピーターになってもらいやすいです。

多言語とキャッシュレスは世界規模で行われている取り組みで、外国人観光客を増やすために不可欠なものだとされています。外国人観光客のアンケート調査を見ても、多言語とキャッシュレスは、求められているものの上位に入っています。

外国人観光客のお客さんにセルフ注文端末「O:der Kiosk(オーダーキオスク)」を利用してもらえれば、店員と外国人観光客のお客さんの接触は料理を渡すだけで済みます。外国人観光観光客のお客さんに対応することが難しいという、アルバイト・パートの意見もあるので、店員の接客業務を簡素化できるメリットは大きいです。

事前注文アプリ「O:der」はお客さんの待ち時間を無くす

セルフ注文端末「O:der Kiosk(オーダーキオスク)」の発売を計画しているShowcase Gigは、飲食店向けに事前注文アプリ「O:der」を提供しています。事前注文アプリ「O:der」を利用している飲食店では、店舗に行く前にお客さんはアプリから事前に注文、決済を済ませておき、店舗では待つことなく商品を受け取るだけで済みます。

人気の飲食店でテイクアウトをする場合、店舗に行く前にどれだけ混雑しているのかが分からないため、時間に余裕がないときは利用しにくいです。飲食店にとっては機会損失が発生していることになりますが、事前注文アプリ「O:der」を導入することによって、お客さんの不便を解消して、確実に注文を獲得することができます。

事前注文アプリ「O:der」の導入ケースとして、トリドールホールディングスが運営する唐揚げ専門店「とりサブロー」が紹介されています。「とりサブロー」は対応に時間が掛かる電話注文を減らして、事前注文アプリ「O:der」からの注文を増やそうとしていて、多い月では売上の約3割がアプリ経由になることもあるとのことです。

お客さんからの注文は常にありがたいものですが、電話に対応するために現在の作業が中断させられるのは嫌なことです。事前注文アプリ「O:der」からの売上が増えれば、それだけ電話対応業務が減るので、店員の生産性が高まることになります。

一般的に飲食店の商圏は狭く、お客さんのほとんどが近くに住んでいる、活動しているリピーターのお客さんです。何度もお店を利用しているリピーターのお客さんは、お店のことをよく知っていて、必要な商品を素早く注文して、素早くお店を去りたいです。

日本の人口が減少して行くことを考えると、お客さんがお店を利用する上で障害になっているものを取り除いて、お客さんにとって利用しやすいお店でありたいです。飲食店では、料理の味、価格、品揃えなどが、お客さんを獲得するためには重要な要素ですが、ストレスなくお店が利用できるというのも大きな強みになります。

キャッシュレスはお客さんと飲食店の双方にメリットがある

キャッシュレスをお客さんの立場から見ると、複数の決済方法に対応した飲食店は利用しやすいお店だと言えます。現金よりも電子マネー、クレジットカードの方が支払いに掛かる時間が短いとされていて、ポイントが貯まるなどの特典が付くこともあります。

飲食店はクレジットカード決済を導入するべきだという意見は昔からありましたが、飲食店をよく利用する人に限られた意見でした。しかし、最近は飲食店に様々な決済方法を求めるお客さんが増えていて、飲食店に強く求められるものになりつつあります。

キャッシュレスを飲食店の立場から見ると、お客さんに現金以外の支払い方法を利用してもらうことで、現金管理に関する業務量を削減することができます。また、お客さんに優れた買い物体験を提供することで、売上がアップする効果も期待できます。

これまでは、飲食店がクレジットカード決済を導入する場合、手数料の支払い負担が重いことが敬遠されてきました。現在では、お客さんの複数支払い方法へのニーズが高まっていること、現金管理に関する業務量が削減できるメリットが注目されていることから、現金以外の支払い方法を導入している飲食店が増えつつあります。

お客さん、飲食店の双方の立場から見て、キャッシュレスの店舗が増えることは好ましいことだと言えます。キャッシュレスが日本に必要だという意見はメディアでもよく見るようになっていて、多くの人がキャッシュレスについて考えるようになります。

キャッシュレスが素晴らしい点は、お客さん、飲食店の双方で無駄な作業がなくなり、快適な環境を手に入れられることです。今までは現金で支払うことに何の疑問も持ちませんでしたが、一度キャッシュレスのメリットを理解すれば、多くの人が積極的に現金以外の支払い方法を選択するようになるのではないかと予想しています。

飲食店はテクノロジーの導入で生産性と労働環境を改善できる

日本全体でアルバイト・パートの採用が難しくなっていて、飲食店では外国人の店員を雇っているお店が増えています。経営的に余裕がある大手飲食チェーン店であっても、日本人のアルバイト・パートを採用するために高い時給を出すことはなく、これまでのように安い時給で雇うことのできる外国人留学生を採用しようとしています。

飲食店のアルバイト・パートの業務はそれほど複雑ではありませんが、外国人の店員が増えることで、サービスレベルの維持には不安があります。外国人の店員を教育するためには日本人以上にコストが掛かりますが、定着率が低いという話もあります。

アルバイト・パートの採用が難しくなっている現状は、新しいテクノロジーを導入する機会でもあります。人手不足は多くの日本人に認識されている社会問題になっているため、人手不足による店舗オペレーションの変更もお客さんに受け入れられやすいです。

例えば、従来は5人で運営していた店舗を、テクノロジーの導入によって4人で運営できるようにするなどは理想的です。店員の人数・人件費が減少して、売上が変わらなければ利益が増えますが、そうしたことも十分に期待できると思います。

飲食店は起業を目指す人達に人気の業界の一つですが、近年は労働環境の悪さから、敬遠されるようになっている職場でもあります。今後、ずっと外国人の店員を採用し続けるというのも現実的ではないので、労働環境の改善が業界全体で進むはずです。

飲食店向けのIT製品は、POSシステム、予約システム、無人セルフオーダーシステム、事前注文システム、キャッシュレスなど多数あります。毎日たくさんのお客さんをこなす、人気の飲食チェーン店、ショッピングセンターのフードコードは改善の余地が大きく、IT製品の導入で店舗の生産性を高め、労働環境を改善することができそうです。